漏斗胸という病気

こちらは家の飼い猫で唯一の♂であるモカくんの小さい頃の写真です。とてもやんちゃで来た当初は元気だったのですが、しばらくしてから体調が悪そうなのに気が付き、病院に連れて行ったところ、思わぬ展開になりました。

「この子はロウトキョウという病気です」

初めは何のことかさっぱりわかりませんでしたが、先生がレントゲン写真を使って説明してくださいました。

写真の赤丸部分、骨が内側に向かって陥没しているのがわかります。

この病気は先天性の「漏斗胸」という病気で、胸の骨の一部が内部に食い込んでいる状態のことを指すそうです。放っておくと、長くは生きられないと言われました。

「先生、どうしたらいいんでしょうか?」

「手術をお勧めします。この子はまだ小さすぎるのであと2週間してから連れてきてください」

そういったやり取りの中で、この子の命はもちろん、手術代がどれくらいかかるのか、などなどいろいろなことが頭をよぎりました。猫を飼うことはただ好きなだけじゃできないということも思い知らされた気がします。

もちろん手術する選択をして、モカくんを連れて帰りました。

手術当日まで悶々とした日々を過ごし、初めての大手術の経験でしたので、心配は大きかったと思います。

そして手術の翌日・・・

無事手術は成功し、エリザベスカラーを付けてモカくんは帰ってきました!

ですが、まだこの状態は骨を外側に強制的に曲げている状態での退院のため、他の子のように遊んだりすることはできません。ゲージに隔離された状態で2週間は過ごさなくてはなりませんでした。

骨が十分に外側へ戻されたあと、抜糸していただきました。

抜糸後の写真です。胸の陥没が手術前と比べて無くなっていることがわかります。

エリザベスカラーもやがて外れ、元の生活へ戻ったモカくんでした。

しかし、たまたまこのケースでは、漏斗胸の治療経験が豊富な病院が近くにあったため、それほど難なく手術をすることができましたが、地方によっては病院を探すのが難しいことがあるようです。

もし漏斗胸手術でお困りの方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームまでお気軽にご連絡ください。何かお力になれるかも知れません。

Follow me!